愛犬ガジラと行く【ガジ旅】:ペットと楽しめるお出かけスポット📍

ガジラと一緒に楽しむ日常やお出かけを紹介するブログです。お出かけスポットのレビューやペットグッズのおすすめ、トイプードルのしつけや健康ケアなど、愛犬家の皆さんに役立つ情報をお届けします。ガジラとの日々の楽しみを共有しながら、トイプードルライフをより豊かにするヒントを見つけてください。

ママミング(セルフトリミング)ガイド:自宅でのトリミング方法と注意点

犬は犬種によって被毛の成長速度や特徴は様々ですが、定期的なトリミングが欠かせない犬種もいます。 自宅でセルフトリミングを行うことで、愛犬との絆が深まり、トリミング費用の節約にもなります。しかし、セルフトリミングには注意点が多いため、今回はママミングつまりセルフトリミングについてお話します。

トリミングの重要性

愛犬ガジラのようなプードルの被毛は抜け毛が少ないため、定期的なトリミングが必要です。他にも縮れた被毛が特徴のビジョンフリーゼやシュナウザーなどの犬種にとってトリミングは美しさを保つだけでなく、健康管理にも重要な役割を果たします。 定期的なトリミングを怠ると、毛玉が皮膚を引っ張ることで痛みが生じたり、通気性が悪くなることによる皮膚トラブルに繋がります。

基本的なトリミングの頻度

トイプードルのトリミングは月に1回シャンプーは月に2回程度が理想的です。トリマーさんにトリミングをお願いしているという場合でも、トリミングの間に1度はご自宅等でシャンプーをしてあげられると理想的です。被毛が伸びてくると絡まりやすくなるので、日々のブラッシングなどのお手入れは欠かさずに行いましょう。

トリミングの準備

トリミングを始める前に、以下の道具を揃えましょう

  • ブラシ:ピンブラシやスリッカーブラシ

  • シャンプーとコンディショナー:犬専用のもの

  • ドライヤー:低温設定ができるもの

製品によって様々ですが、人間用と犬用では温度や音の大きさが異なり、犬用の場合は両手が空くのでスタンドタイプがおすすめ。


最近はドライヤーの機能だけではなく、エアシャワーや快適な温度調整ができるハウスとしても使えるとしてドライルームが話題ですね。nelloのドライルームは獣医師との共同開発で、動物病院でも販売されているんだとか…!


電気を利用するので、安心安全が一番。獣医師が共同で開発をしているというのは飼い主にとっては安心要素のひとつですね。

  • バリカン:犬用のもの、替え刃も用意

犬用のバリカンは音が小さく、替え刃の種類が豊富です。 我が家では身体用(大)お腹やおしり周り用(中)足裏用(小)の3つを使い回しています。


  • ハサミ:丸刃の安全ハサミ

初心者は先端が丸いものがおすすめです。トリマーさんが使うようなハサミでは犬の予期せぬ動きで怪我をさせてしまう危険があるので気をつけましょう。


  • 爪切り:犬用の爪切り

犬の爪切りは非常に難しいので、不安な方は動物病院またはトリミングサロンでお願いしましょう。一度でも深爪で血が出てしまうと、トラウマになってしまう子も多いです。


1ヶ月に1度のトリミングでは爪が長くなってしまったり、足裏の毛が伸びて滑りやすくなってしまうとケガの原因にもなってしまいます。

爪切りが不安な方は、電動タイプもあるのでこまめにお手入れしてあげることが大切です。


  • 耳クリーナー

我が家では耳クリーナーではなく、オーツスポットフォームというケア用品を使用しています。ブリーダーさんと獣医師さんに勧められたアイテムで、排泄後やお散歩後の手足の汚れにも使える万能ケア用品です。


自宅でのトリミング手順

1.被毛のブラッシングと絡まりの解消

トリミングを始める前に、全身をしっかりブラッシングして被毛の絡まりを取り除きます。絡まりがあるとブラシやバリカンが通りづらくなる他、水やシャンプーが浸透しにくくなってしまいます。

2.シャンプーとコンディショナーの使用

ぬるま湯で全身を濡らし、犬専用のシャンプーでしっかりと泡立て優しく洗います。すすぎ残しがないように注意し、最後にコンディショナーで被毛を保護します。 音や刺激に敏感な子はシャワーヘッドを直接身体につけてあげましょう。鼻や耳に水が入らないよう、顔周りは手で器を作ってあげるいいでしょう。

3.乾燥

タオルドライで余分な水分を取り除いた後、ドライヤーを使って完全に乾かします。ドライヤーの熱で犬が暑がらないように注意し、低温設定で乾かします。

4.バリカンでのトリミング

バリカンを使う場合は、低速から始めて犬を慣らします。足の裏や腹部など細かい部分は特に注意してトリミングします。バリカンの刃が犬の皮膚に当たらないように気を付けます。

5.ハサミでの仕上げ

顔周りや耳の周り、尻尾の先など細かい部分はハサミで整えます。目に入らないように注意しながら、丸刃のハサミを使います。

6.耳掃除

ガジラの場合は耳毛が多いので抜いた後に、オーツスポットフォームを綿棒の先に湿らせてお手入れしています。

セルフトリミングの注意点

  • 安全第一

トリミング中に犬が動くと危険です。落ち着かせるために、静かな環境を作り、少し高いところやトリミング台を使用する場合には犬が落ちないように注意します。

  • 無理をしない

無理にトリミングしようとすると犬にストレスを与えます。時間をかけて少しずつ進めるようにし、犬が嫌がる場合は一旦休憩を入れます。 トラウマになってしまうと、トリミング自体が嫌いになってしまう場合もあります。

  • 耳と目のケア

耳掃除は専用のイヤークリーナーを綿棒の先に染み込ませ、目に見える範囲のみ行います。奥まで綺麗にする必要はありません。目の周りは清潔な布で拭きます。耳や目に異常がある場合は、トリミング前に獣医に相談しましょう。

  • バリカンの使い方

バリカンの刃は定期的に交換し、切れ味を保ちます。刃が鈍いと犬の皮膚を引っ張る原因になります。また、バリカンを使用する際は常に刃の角度に注意し、皮膚を傷つけないようにします。

  • グルーミング後のケア

トリミング後はご褒美をあげて犬を褒め、ポジティブな経験にすることが重要です。また、トリミング後の皮膚トラブルを防ぐために、肌の状態をチェックします。

トリミング後は出来るだけ予定を入れず、ゆっくり休ませてあげましょう。

セルフトリミングのメリットとデメリット

メリット

• 費用の節約:プロのトリミングサロンに通うコスト(¥6,000~10,000)を削減できます。(犬種や大きさによって異なる)
• 愛犬との絆:トリミングを通じて犬との絆が深まります。
• 時間の調整:自分のスケジュールに合わせてトリミングを行えます。
• カットが楽しめる:自分の好きなように耳を長くしたり、足を太くしたり…オーダーで伝えきれない好みも、自分の手で実現することが出来ます。

デメリット

• 技術の習得が必要:適切なトリミング技術を習得するためには時間と練習が必要です。
• 道具の購入費:初期投資としてトリミング道具を揃える必要があります。
• 時間がかかる:プロに比べてトリミングに時間がかかることがあります。

プロのトリマーによるトリミングのメリットとデメリット

メリット

• 専門技術と知識:プロのトリマーは専門的な技術と知識を持っており、トイプードルに最適なカットができます。
• 安心感:プロに任せることで安全にトリミングが行われます。
• 時間の節約:自分でトリミングする時間を節約できます。

デメリット

• コストが高い:定期的なトリミング費用がかかります。
• スケジュール調整が必要:予約が必要であり、サロンのスケジュールに合わせる必要があります。
• 犬のストレス:環境の変化や見知らぬ人によるトリミングが犬にストレスを与える場合があります。

まとめ

トイプードルのセルフトリミングは、飼い主にとっても愛犬にとっても挑戦的ですが、正しい方法と注意点を守ることで、安全かつ効果的に行うことができます。また、プロのトリマーに依頼することで安心してトリミングを任せることもできます。それぞれのメリットとデメリットを理解し、自分と愛犬に合った方法を選びましょう。

セルフトリミングでは愛犬のBefore Afterを楽しめるのも魅力のひとつです。 ガジラのもふもふモードとは正反対の姿がこちら……